新型コロナ「国難」、安倍政権「ガバナンス崩壊」のままで乗り越えられるのか

4月16日、安倍首相は補正予算で、収入が大幅に減った世帯に限定する形で30万円の現金給付を行うことにしていたのを、一転して、全国すべての国民を対象に一律1人あたり10万円の給付を行う方針を明らかにした。

その是非はともかくとして、経緯に重大な問題がある。安倍政権の「ガバナンス崩壊」を示すものと言わざるを得ない。

国民への一律現金給付は、3月末に成立した当初予算の国会審議の過程でも、野党側が強く要求していた。しかし、安倍首相は、それを頑なに拒否し、当初予算を成立させた後に、連立与党の公明党も賛成して、補正予算で打ち出したのが、「対象限定30万円給付」だった。ところが、一度は賛成していた公明党が、一転して、「一律現金給付」を強く要求し、急遽、給付の方針を決めた。

「限定30万円給付」では、様々な生活面での制約を受けて感染対策に協力している国民の救済として、範囲が狭すぎる。「一律現金給付」の方が効果的であることは明らかだ。高額所得者は納税時など事後的な調整を行えばよい。本来、3月末の当初予算の審議の段階で、予算組み換えによって実施すべきだった。安倍首相の誤った判断のために、結果的に、現金給付が大幅に遅延することになった。

今になって、「一律現金給付」の方針を決めるのであれば、なぜ、これまで「一律現金給付」をしようとしなかったのか。その要因として考えられるのは、安倍首相と財務省との関係だ。

赤木氏の遺書の公開で改めて注目された「財務省決裁文書改ざん問題」。その原因を作ったのは、安倍首相の国会での

「私や妻が関係していたということになれば、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめる」

との発言であり、それを「前代未聞の重大な違法行為」まで犯して安倍首相を守り抜き、「調査報告書」とは凡そ言えないような曖昧な調査報告でごまかしたのが財務省だ。

それ以降、安倍首相が行ってきた、昨年秋の消費増税、今回の感染拡大危機を受けての消費減税の拒否、一律現金給付の拒否などの対応は、明らかに、「財政規律」にこだわる財務省の意向に沿うものだった。今の安倍政権には、財務省の考え方が強く作用していることは間違いない。

では、今回、その財務省の意向に反してまで「一律現金給付」を決定したのはなぜか。

その理由として考えられるのが、最近の安倍首相の対応への批判の高まりだ。

「対象限定30万円給付」が国民に不評だったことに加えて、「全所帯へのマスク2枚給付」で国民が政権の政策に疑問を持ち始めたところに、「自宅でくつろぐ動画」で反感を買うという見事な愚策の連続で国民から激しい批判を浴びた安倍政権は、公明党が政権離脱も辞さない姿勢で臨んできたために、政治的に追い込まれる形で、今になって「一律現金給付」を決定した。

「対象限定30万円給付」に閣議決定で一旦は賛成していた公明党が、一転して、「一律10万円給付」を強く要求し、補正予算の組み換えまで行ったというのは政権としてのガバナンスが全く機能していないということだ。そのような閣内の混乱の結果決定された「一律現金給付」の理由づけとされたのが、「感染危機が全国に拡大した」という状況認識だった。4月6日に、7都道府県としていた改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象地域を、突然、全国に拡大したのは、まさに、その「口実作り」のためであることは明らかだ。

ガバナンスに関して重要なことは、ステークホルダーに対して、「重要な事項」が迅速かつ正確に情報開示され、その理解が得られているのかという、「透明性」だ。透明性によって、組織の活動が健全化され、目的を実現することができる。政府のガバナンスが健全に機能するためには、それに関する意思決定が、明確な方針やルールなどに基づいて、ステークホルダーである国民の理解が得られるような形で行われていることが必要だ。

重大な局面にあればあるほど、ガバナンスは組織にとって不可欠であり、その機能不全は、組織の構成員やステークホルダーに重大な不利益を生じさせることになるのだが、安倍政権のガバナンスは、極めて不透明で、信頼性を著しく欠いている。安倍政権下の日本政府の新型コロナウイルス感染対策にも端的に表れている。

安倍政権にとって、新型コロナウイルス感染対策のミッションは、感染から国民の生命を守り、経済への影響など社会的な損失を最小化することである。

中国で感染が始まった後、1月下旬には、中国の休日の「春節」で多数の中国人が日本を訪れていた際の入国制限が不十分だった。それに加え、イタリア等のヨーロッパ各国で感染が急激に拡大しても入国制限が遅れた。その後、安倍首相の突然の「全国の小中学校の休校要請」が、専門家の意見を聞くことなく「思いつき」のように行われた。その効果すら検証できないまま、3月中旬に、政府が、大規模イベント自粛や臨時休校の要請を緩和する方向で検討していることを明らかにし、そう報じられた途端、首都圏等の感染者が急増した。

経緯も不明なまま国立感染研関係者中心の「専門家会議」によって、「PCR検査よりクラスター対策」との方針がとられ、「徹底してPCR検査を行って感染の実態を把握し、感染者を何らかの方法で隔離して感染拡大を防ぐ」という「国際的常識」を無視する形での対応が進められた。

検査数が諸外国と比較して圧倒的に少ないことについて、安倍首相や加藤厚労大臣は、「検査数を増やすように指示しているが増えない原因がわからない」との答弁を繰り返してきた。しかし、検査が増えない根本的な原因は感染者をすべて入院隔離することを前提にする制度の枠組みにあったのであり、それは、政府が構築したシステム自体の問題だ。

徹底した検査による感染の実態把握ができていない以上、専門家会議が強調する「クラスター対策の成果」も客観的に実証されているとは言い難い。大量の検査を迅速に行い、感染拡大を抑制してきたドイツ・韓国等とは異なり、これまでPCR検査数が著しく抑制されてきたために、特に、東京、埼玉などの首都圏では感染の実態すら把握されてこなかった。来週から、「PCR検査センター」が設置されて大幅に検査数が増加することで、ようやく、これまでより感染の実態の把握が進むことになる。

日本時間の16日夜、先進7カ国(G7)首脳によるテレビ会議が開かれ、世界中に感染が広がる新型コロナウイルスへの対応を協議し、各首脳は事態の収束後を見据え、世界の経済活動が安定的に再開するための準備が重要だとの認識で一致したとされるが、日本だけは、感染の実態が把握されず、しかも、これから緊急事態宣言を全国に拡大する、という状況にあるのであり、「経済活動を安定的に再開するための準備」など行いようもない。

このような日本政府の感染症対策の背景にあったのが、中国からの春節のインバウンドによる経済効果頼み、習近平国家主席の来日への配慮、そして安倍首相自らの政治的レガシーのためとしか思えない東京五輪開催へのこだわりだ。

現在の内外の感染拡大の状況に照らせば、来年夏に東京五輪が開催できるなどとは考えられないが、いまだに、開催の方針が変更されていない。このまま準備を進めていくとすれば、「国難」の状況下にある日本にとっても大きな負担となるが、それに対して政権内部からの異論は全く出てこない。このことが安倍政権の新型コロナ感染対策への信頼性を失わせる要素であることは否定できないであろう。

誰が、いかなる根拠に基づいて、意思決定し、その判断が正当であることについて根拠が示され、国民の理解を得るという意味のガバナンスに関して、現在の日本政府には、重大な問題があり、それが、現在の最悪の状況を招いている。まさに、日本政府のガバナンス崩壊の危機に瀕していると言わざるを得ない。

このような安倍政権に、今後、検査の拡大に伴って一層厳しい状況となっていく中での感染拡大対策が適切に行えるとは思えない。

 

ガバナンスという言葉に関して言えば、最近、企業の世界で注目されたのが、日産自動車とカルロス・ゴーン前会長をめぐる一連の事件だ。

検察の「突然の逮捕」でゴーン会長を追放するクーデターを敢行した日産経営陣だったが、その後の日産は、経営の軸も定まらないガバナンスの崩壊状態にあり、急激な業績悪化に加え、世界的な感染拡大による自動車売上の消滅という更なる危機に見舞われて倒産の危機に瀕している(【日産は、「お人好し」内田社長体制で新型コロナ危機を乗り越えられるのか】)。

安倍首相をトップとする日本政府のガバナンス崩壊と、日産のガバナンス崩壊には、共通の要素がある。それは、ガバナンスにとって不可欠の「透明性」が著しく欠如しているという問題だ。

日産の日本人経営陣は、検察に情報提供し、ゴーン氏の「突然の逮捕」に至ったが、その逮捕事実は「未払いの役員報酬の開示の問題」であったことは、逮捕の5日後まで、明らかになっていなかった。そのような「重大な事実」が明らかにならないまま、臨時取締役での解職決議で「ゴーン体制」は転覆された。

これらが、コーポレート・ガバナンスや会社法を無視した「会長追放クーデター」であったこと、日産の社内調査結果によって、それを正当化する「ゴーン会長の重大な不正や犯罪」が明らかになったものではないことは、拙著【「深層」カルロス・ゴーンとの対話 起訴されれば99%超が有罪となる国で】で詳述している。

そして、その後も、検察当局が捜査中であることを理由に、ゴーン氏が行ったとされた「重大な不正」の具体的な中身は、株主や投資家に対して一切明らかにされなかった。さらに、ゴーン氏への90億円もの役員報酬を、一方的に未払費用として計上し、他方で、損害賠償請求を理由に支払を拒絶して、実際に100億円の損害賠償請求訴訟を提起した。

しかし、いかなる不法行為によって、そのような損害が発生したのか、具体的な中身は一切明らかにされていない(常識的に考えて、100億円もの損害賠償請求の原因となる不法行為があるとは思えない)。

結局のところ、日産は、20年間にわたるゴーン氏中心の経営体制から西川氏を中心とする体制に変更されたにもかかわらず、いまだに、その具体的な理由は全く明らかにされていないし、経営体制の変更に関する重要な事項について、株主・投資家に対する開示が行われていない。

 

検察当局と「二人三脚」のような関係で協力してきた日産経営陣と同様に、安倍首相も、検察当局との関係を使って説明責任を逃れてきた。安倍首相は、森友問題、「桜を見る会」問題など重大な問題で窮地に追い込まれる度に、検察当局の捜査や処分を持ち出して、問題がないことの言い訳にしてきた。そして、その検察当局を、閣議決定による「検事長定年延長」という違法なやり方で、支配下に収めようとし、それが強い批判を浴びるや、検察庁法改正によって合法化しようとしている。

安倍政権においても、日産においても、ガバナンスが全く機能せず、重要な事実が、構成員やステークホルダーに明らかされることなく、危機的事態に至っていることは紛れもない事実なのである。

日産と同様、安倍首相の下での「ガバナンス崩壊」の危機に直面している日本政府に、「国難」を乗り越えることができるのか、真剣に見極めなければならない局面だと言える。

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新型コロナ「国難」、安倍政権「ガバナンス崩壊」のままで乗り越えられるのか への8件のフィードバック

  1. いはた より:

    『豊かな国づくり』

     維新革命成就以来 江戸末期にあった二宮尊徳の「貧乏を免れんと欲せば まづ 庭の草取りをし家の掃除をせよ」 或いは「言技で事業(ことわざ)を成功させる」といふ 日本発の裕福論は あからさまにされることなく 時代遅れな文化として破棄された
     結果 江戸まで存した日本発の裕福論は 明らかにされないまま ひたすら西洋流の立身出世の道を歩んだ日本
     ところが 西洋を 研究して行くと「経済の平等」といふ 新しい考へが登場した 社会主義である 貧富の差をなくし 誰もが豊に暮らせる そんな社会であつた 
     多くの若い軍人に受け入れられた
     当時の軍人志望は 国を衞るといふよりも 軍人になれば飯が喰へる そんな若者が多かったと聞く つまり 生活に苦しむ若者が 飯を食ふために軍人になった だから 経済の平等を唱へる社会主義は 新鮮かつ「新しい理想の国」に見えた
     ところが 財界人や時の政府は 社会主義を危険な思想と捉へて嫌った 
    大正一四年 治安維持法が成立
     共産主義者や社会主義者を法律で縛り 取り締まるものだった ここに大きな問題がある それは「誰もが豊に暮らせる」その目標はいい しかし手段が違ふ 国が医療費無料 教育費無料 生活保障を積極的に行ひ どんどんサービスを増やして行くことで 誰もが豊に暮らせる社会を実現する「社会主義」 これでは 自主独立の精神が奪はれ 国民の活気が失はれる 現に 福島避難所の方に送られた給付金 その次の日のパチンコの売り上げは スゴイものだったと聞く お金をばらまくことでは 国民を活き活きせしむることが出来ないのだ 
     つまり「誰もが豊に暮らせる」 それは国がサービスを充実させる「社会主義」では実現出来ない 別の豊かな国づくりがある かう「社会主義や共産主義」と闘へば良かったものを 異端な思想として法律で抑え込み 思想転向に暴力を採用した
     ここに大きな問題があった 確かに誰もが裕福になる それが理想であることに変はりはない しかし それは「国のサービスの充実(社会主義政策)」ではなく ここ日本は 西洋と異なり「言技榮えて 国も榮える国」であったから 貫之や定家の言技を明らかにすることで国が榮える筈 よって 社会主義によつて 豊かな国を作るのではなく 昔の「言技」を明らかにし その言技を広く国民に知らせ その言技で 国も 暮らしも 豊にする よって 貫之や定家の和歌を明らかにすることが急務である こんな日本文化再興論を以て豊かな日本を作る こんな発想で 社会主義や共産主義に対抗すべきものを ひたすら 反社会主義 反共産主義を以て「日本を守る保守」を自認した この延長線上にあるのが 安倍官邸である
    満州事変
     これは 関東軍の暴走であった 当時 陸軍には 満州に理想の社会主義国を作れば 日本政府は その社会主義の良さを見て 満州国を見本とし 資本主義を捨て社会主義へと進化する 暴走した関東軍はかう考へてゐた
     ところが 時の政府は関東軍が設立した「満州国」を認めない そこで怒った青年将校が暴れて 犬養首相を暗殺 五一五事件である この後 政府は陸軍の暴走に怯え 満州国を承認 しかし 日本は 一向に社会主義政策が進まない そこで 再び国家社会主義を理想国として 青年将校が立ち上がる 二二六事件である
    企画院事件
     さて 共産主義者であるが 賢い共産主義者は 自らの共産革命を隠し 愛国者の仮面を被り 英米を鬼畜英米として敵対心を煽る また 「東亜の解放」を打ち出し 東アジアから 白人を追放 アジアはアジアで守る そんな勇ましい社会正義が登場 正義感に溢れた若者や大人達も この煽動に乗った
     しかし この「鬼畜英米」だの「東亜の解放」だの「大東亜共栄圏」には もう一つの裏の顔があった それは 賢い共産主義者諸氏が考へた「敗戦革命」である 「鬼畜英米」や「東亜の解放」を煽れば 日本はその社会正義に燃え やがて英米と闘ふ さうすれば必ず負ける そこに祖国ソビエトが参戦して 日本を共産化する こんな敗戦革命を企んだ結果として 生まれたのが「東亜の解放」「鬼畜英米」「大東亜共栄圏」であった  見事に多くの日本人が 「アジアから白人は出て行け」「いつまでアジアを植民地にする」「アジアはアジアで守る」こんなスローガンの背景のたくらみを読み取ることなく 「文字通りの社会正義」に踊らされた
     結果 惨敗
    戦後の平和教育
     戦後は 「二度と子供を戦場におくるな」「戦争反対」「核兵器反対」をスローガンに またもや子どもたちを煽動 日教組の先生方である 戦前も戦後も スローガンで国民を導き 深い思考を出来なくさせる この戦後の日教組教育に反対してゐるのが安倍 維新の会である そこに 戦後の平和教育を否定し 戦前の教育勅語を柱とした幼児教育を実践する幼稚園があった 塚本幼稚園である その戦前の教育に感動した安倍昭恵氏は 是非この様な教育を 小学校でも実践していただきたい さう講演した また 大阪府の松井知事も 塚本幼稚園の教育勅語を柱とした教育を 日本の伝統教育と認識して応援した だから 国は安倍昭恵氏が名誉校長であることから 不当に値引きして土地を売った 豊中市が同じ広さの土地を一五億で購入したのに 塚本幼稚園の後継の森友学園には一億数千万で売つた 大阪府も学校認可は 一時「認可保留」が出たのに その一ヶ月後に 常識では考へられない認可会議が再度 行はれ 急遽「認可適正」となった 国と大阪府の異例な配慮は 塚本幼稚園の教育を 安倍氏と松井氏とが 日本の伝統教育復活とみて 推進したからに他ならない
     ところが この常識外の国の値引きと 異常な森友学園への大阪府の配慮が 日に日にあからさまになって行く そこで 松井知事は 森友学園設立者である籠池氏の犯罪を探した 幼稚園と学校設立の補助の不正な請求の受け取りであった 籠池氏は 松井知事に詐欺罪として告発され有罪 公文書改竄にあたった公務員は 全員不起訴となった
    ここからがいよいよ本論
     治安維持法成立時 今からおほよそ一〇〇年前 経済の平等を以て豊かな国とする社会主義に対抗する「日本の裕福論」を提示できなかった様に 今は 戦後の日教組が行った平和教育に対抗する日本の伝統教育が 安倍官邸や維新の会が推す「明治の教育勅語」程度の対抗で 平安から江戸まで存した「言技による人格教育」を発見出来ないままにゐる しかし 江戸にはこんな色ハ歌があった 

    いつまでも
    たしなみおけよ
    色ハ歌
    読む度毎に
    身の徳となる

    維新革命で捨て去った日本文化の中には
    人徳を「歌」で育む
    人徳を「言技」で育む
    そんな教育があったのだ

    その「言技」が有用か 無用か
    それを確認する前に 
    私たちは 維新前の文化を捨ててきた
    言技で 暮らしも榮えて国も榮ゆ
    言技で 人徳も育むことも出来る
    その言技を探して行けば
    平安に国風文化が訪れた様に
    令和に国風文化が訪れるかもしれない

     私たちは 自らの手で日本文化を発掘しないと いつまでも 西洋の社会主義だの 保守主義だの 福祉国家といふものに惑わされ 日本本来の「言技栄えて国も民も榮ゆ」といふ「言技」による国造りが出来ない
     貫之が かな序で書いた「力をも入れずして天地を動かすこノ歌」を発掘出来るのは かなとカナ文字を持つ日本人だけである 常識を打ち破り 「天」を「ノし二」=「ノしノし」と解析したり 「居天」を「コノ二ワ一大」と解析する かかる離合詩によって 日本の言技を発掘する そんな新しい手法で 日本文化を発見する以外 この国を興す道はないと考へてゐる

     何故なら このまま 日本文化を発掘出来ないままで居ると 反共産主義を以て保守とする治安維持法型の保守が 今の様に 大量に生まれて来る 守るべき日本文化とは何だったのか その文化を発掘出来ないままでゐるから 安倍首相や維新の会を保守と誤解する 安倍政権は保守ではない 反共親米であって 守るべき日本文化を持たぬ似非保守である
     昨日『無敗の男』中村喜四郎全告白を読んだ 安倍政権の異様さに我慢しきれず 立ち上がった様だ 文中一六三頁に 喜四郎氏を最後まで支へた兄の由伸氏が郷原先生の『告発の正義』を勧める文言を見つけた やはりなと思った 多くの有能な方々が集まり 安倍官邸の暴走政権を倒していただきたい さう思った 
     喜四郎氏は言ふ 「私がこれから政治生命をかけて取り組むのは 権力の暴走を止めること 自民党の自浄作用を取り戻す そのために今の野党を強くし 再び政権交代を興します」と
     どの様に安倍政権が崩れて行くのか そして 次の政権で 安倍官邸の暴走が どう暴かれて行くのか 楽しみに見守る国民は 相当数ゐるのではあるまいか 

    • kaz murata より:

      政府の最重要な任務は、國體を護ことで、国民の命、財産よりも優先順位が高い、はずである。國體とは、文化、言語、歴史などであって、物理的な兵器、軍では守れない。イスラエルの様に、仮に国土を失ったとしても、国民が國體を維持できれば、存続できる。現在の日本は既に、かなりの文化的國體を失っているので、いわば北海道、九州、四国を既に敵に占領されている状態に等しい。
        この文化的戦争の敵は主に国内にあり、その頭は文科省になる。戦後GHQの家来になった日本政府、政治家、学者、報道陣、は全て、日本文化破壊者になり、現在に至る。50年前、三島氏は文化防衛論を書き、この敗戦を正しく予知し、絶望し、そんな日本を見たく無い、と逝かれた。今できることは、取り敢えず、NHKと「文科省もぶっ壊す」。

      伝統的仮名遣い、は当然使われているべきで、どこの国でも現実に合わない様な言葉、などが維持されている。そんな不変な基準があって初めて文化が維持できる、と思ふ。

  2. 柴田 篤 より:

    坊ちゃん 嬢ちゃんの 御神輿を担いで よいしょしてきた 私たち日本国民の 末路です。
    過去と現在のComfort zone は 未来を保証してくれません。

  3. kaz murata より:

    大事なお知らせ・第14回国連犯罪防止刑事司法会議「京都コングレス」
    武漢菌のために延期になったのは五輪だけでは無い。5年に一度の司法の五輪に当たる会議も消えた。毎回世界140カ国から司法大臣、検事総長など4000人が参加する、国連最大の会議である。日産のゴーン氏の「人質司法」問題が世界に露見したが、法務省は、この問題提議を許可しない、と言う判断をした。会議は4月20日から27日までの昼間に京都で行われる予定であったので、「不許可」になった発言者たちは、夜間に「裏会議」を計画し、ネットで日本語、英語で同時中継を立てた。
      我が国の刑事司法のあり方、特に恣意的勾留と弁護士が同席しない尋問、そうした場で作られた検事の調書が証拠として最優先(検面調書の特信状況)され、起訴・有罪率が 99%を超える等の、いわゆる「人質司法」が国際世論の場で強く批判されている。これは支那や北朝鮮の様な、極めて前近代的野蛮な仕組みであり、戦中の非常時に暫定的として始まったものが、便利なので、未だに使われている。
      検察は「記者クラブ制」を利用して世論を操作しているので、国民は「検察は常に正しく、正義の味方」と信じているが、検察と政府が癒着するとは、誠に危険な、全体主義への坂道を降ることになる。特捜部によって虐められた多くの無実の才能ある貴重な人材が破壊され、「出る釘は打たれる」制度を廃止しなければ、日本は正常の法治国家にならない。
      レバノンからゴーン氏も出席なさる予定だそうだ。詳細は、
    https://yuji-hosono.com/
    元公認会計士の細野祐二氏が企画された様だ。動画は、

  4. いはた より:

    「自民党勇士に訴ふ」

     今こそ党を割って出よ 受け皿はある 中村喜四郎だ 喜四郎に任せて置けば 喜四郎が何とかしてくれる 割って出る理由は以下
    一 今の政権は コロナ禍を第三次世界大戦と言ひながら コロナと闘ふどころか 自粛自粛で逃げまくり 国民にどう闘ふか 一つも提示出来てゐない 
     私どもが政権を取ったら 家族で感染者が出たらどうするか 家族全員が感染しながら 自宅でコロナにどう打ち克つかの私案を 医師から集め それを幾つかに絞り込み そのテレビ会議を中継する また 集まった私案の有効案は HP上で掲載する 闘ひ方は個人の自由であり 政府が誘導するものではない これが個を大切にした自由主義である 今は 世界的に政府の専制政治を礼讃する向きがあるが 日本は戦前一時期大政翼賛会による独裁政治により 国民をミスリードした経験を持つ よつて「国民の命を守る」といふ大義のもとに またぞろ 政府の権限を強め 個人の自由を制限し 専制政治に戻ることは 全力で阻止しなければならない
    二 安倍官邸は 日本の文化伝統を尊重するといふ さう主張するなら 史上に登場した和歌や仏語による克服もある筈だ ところが 「日本の文化や伝統を尊重する」といふキャッチフレーズだけで 日本の文化が 何の有効利用もされてゐない 最適な薬が開発されてゐない今 過去の和歌 『古事記』に登場した神々 そして仏教の「心印」やら「仏語」を明らかにし その心技を活かして コロナに乗り越える そんな手法もある筈だ  常井健一が『無敗の男』で「今は 履歴書にスーツを着せた様な受験秀才ばかり」と言ふ様に 受験に出て来ない知惠が 今のエリートからは出て来ない 今こそ 受験知識に縛られない知惠が求められてゐる
     全国から私案の「心技」を募り それを全て HPに掲載すればいい 何万集まるかわからないが 全て掲載する 但し 南無阿弥陀仏や南無妙法蓮華経の様な決まったお題目の様に コロナ克服の手段が同一のものは 重複したものとして一つにする
     つまり 和歌なら「歌の対象物」と「歌詞」を募り 仏語なら「何を仏」とするのか その仏は「唱へるのものか」それとも「手に結ぶ印」であるかを提案者に明確にしてもらふ また『古事記』に語られた「禍(わざわひ)」をもたらす「禍津日神」の正体を明らかにするのもいい 但し その「禍をもたらす神」を明らかにしたならば その禍を乗り越える神も同時に明らかにする必要がある
     この発想は中世の大唐帝国の都「長安」にある 司馬の『空海の風景』によれば 当時の長安には 世界各国の哲学者や宗教家が集まり 「我が哲学 我が宗教こそ」といふ思ひで 有能な者が集まり 自らの哲学や宗教を宣伝したと聞く したがって当時の「長安」は 哲学宗教のオリンピックの場であったと言へる この手法を採用して 衆知を集める

    三 最近の安倍官邸は 森友問題 検事の定年延長など 法の正義を無視し 官邸の権力の暴走を助長する行動が目に余る 自民党が今の様に 自浄能力を失ったまま突き進めば 専制政治になることは 歴史が事実を以て証明してゐる こんな危機感が溢れ出て止まられない よつて 私たちは自民党を割って出た
     「国民を守る」といふ大義によつて 知事や首相が息巻く その演技力に国民が魅せられ やがて専制政治が到来することを 私たちは 過去の歴史から学ぶべきである 今は 知事が 自粛を促すだけでは駄目だ 今までの感染者がどう乗り越えて来たのか その事実を集めて 乗り越える道を探るべきだ また どんな自宅療養があるのか あちこちの医師から 衆知を集めて 自宅療養の道を探すべきである 他方 市内に感染者出てゐない市町村は相当数ある筈だ さういふ町や市は 遠出の自粛を要請しながらも 市内のなかでは 散歩 サイクリング 公園での球遊びやジョギングは 奨励すべきである 自粛といふ言葉に押されて 全ての市町村の者が 家に立て籠もれば 心も縮こまる 心が縮こまれば 免疫力が落ちることは 多くの医師が口を揃へて言ふ所である

     安倍政権を倒し 法の正義を守り 過去の専制政治の過ちを繰り返すことなく 国民から衆知を集め 一部の受験エリートだけではなく 多くの国民の知惠を借りながら コロナを乗り切る その為に私たちは 党を割って出た
     
     こんな記者会見をすれば 多くの国民から理解は得られるだらう 

     こんな勇士が出て 野党が 中村喜四郎に集結する これで 日本は再生されて行く 多くの国民は 今の自民党がをかしいと思ってゐる しかし その自民党を倒すべき中心人物がゐない さう思って私の様に 打倒安倍政権を諦めてゐる方が多いのではないか ところがどうだ かつての自民党のエース中村喜四郎が 全国を奔走して 野党共闘に全力を注いでゐるではないか しかし この孤高の闘ひを知る人は まだ少ない
     この国には 小沢一郎の他に まだ自民党を倒せる人物がゐたのだ 夢はある 諦めてはいけない 与野党限らず打倒安倍政権を狙ふ議員は このチャンスを活かすべきだ

  5. いはた より:

    郷原信郎様並びに読者の皆様方へ

     kaz murata様 貴重なHP並びに先生方 そして 動画をご紹介いただきありがたう ござゐました 早速 裏コングレス三本見ました 一つはゴーン氏 今一つが佐藤優氏のインタビュー もう一つが 村木さんの冤罪 そして 本日は 郷原先生の長崎の講演「日本の病理」を視聴致しました 
     私は 司会者の犬塚氏が 語られた様に 私も 森友事件に出会し そこで郷原先生を知るまで 検察は正義を守るといふか 全く検察を疑ふことなく マスコミ報道を鵜呑みにして来ました よつて 検察と安倍政権の密接な協力関係も 前近代的な「人質司法」も 全く知らずに過ごして来ました
     日産事件も ゴーン氏の人並み外れた経営手腕を知らずに 新聞のトップ記事の「逮捕」といふ報道の印象操作で この男(ゴーン氏) 日本人を馬鹿にしてんじゃないか そんな中学生程度の反応しか出来ませんでした 本日ご著書『深層ゴーンとの対話』を購入し 読み始めましたが おそらく ほとんどの日本人が 「逮捕」といふ報道だけで 私の様に ゴーン氏を犯罪者とみなしてゐるのではありますまいか 今回 特に驚いたのは 「弘中先生側の強気の攻勢」といふ表現でいいでせうか それをマスコミが一社も掲載しなかった この現在のマスコミ情勢に 改めて驚きました 更にゴーン氏の国外逃亡で 一番喜んでゐるのは 有罪に追ひ込めぬ案件で 苦労してゐた担当検事たちではなかったか この意見も驚きましたが 道理がわかれば 自然な解説だと思ひ直しました
     さて 法律の先生方や法に長けてをられる細野先生や郷原先生が この国の乱れを「法の正義の喪失」と見る様に 私は 長年 この国の乱れを ネット世界の「縦書喪失 横書氾濫」と見て来ました 近年 ラインやブログによって縦書は完全征服され 縦書で物申す方はほとんどゐなくなりました そこで 何とかネット世界に縦書を! そんな思ひからネット「縦書段組新聞」を手作りしたこともありました しかし これだと 少し長すぎる また 読者の反応も拾へない そこで 若者との比較的短い文章での交流を意識して 令和二年三月に開発したのが 只今塾生とやりとりしてゐる「色葉絵ハガキ」であります
     また この世の混乱を 今の日の丸ではないかと 十数年疑って来ましたが なかなか「本丸」に届かず 時間が経過する毎に やはり 是は 自身の妄想かなと 自身をさんざん疑ってまゐりましたが やうやく 維新革命以来 誰にも疑はれることなく 堂々と国旗に君臨して来た蝦夷の日の丸を 『古事記』に語られた「禍津日神」と断定するに至りました
     さて 室町時代の著者の土佐光信ですが 土佐は どうして 日の丸を国旗とする蝦夷軍を「人」として描かず 「餓鬼畜生」と描いたのか また 本の名を何故『清水寺縁起』としたのか 實は この書名に「本丸」を見抜く鍵がありました
     土佐が 日の丸を国旗に持つ蝦夷軍を「餓鬼畜生」と描いたのは 土佐が 今の日の丸が禍をもたらす「禍津日神」であることを後世に語り継ぎたかったからでせう 何故なら 禍(ワザワヒ)の語源が 「□座輪火」すなはち「□(四界)に座する輪の火」と解釈出来るからです 
     二つめは 解読に十年以上かかりましたが 「清水寺縁起」といふ書名にありました 「清水」を縁語にしますと 「湧き出づる清水」から 尽きることなく湧く「滾々」が連想されます この「コンコン」を「紺魂」とすると 見事に「垢々」とした日の丸ではない コンコンと清水湧く 「紺日輪(コンニチワ)」の日の丸が誕生します 

    なるほど 今の世の中

    左を向けば「赤」だらけ 
    右を向いても「垢」だらけ 

     こんな世の中になったのは 「赤垢」と流るる「垢水」湧く「心の泉」にあったのではないか さう思ひ 一人で 今の日の丸を「青天白日旗」に改むる活動を始めました それが 最後にご紹介する「色葉絵ハガキ国造り」であります
     郷原先生たちの「法の正義」の回復 中村喜四郎先生の「自民党の自浄作用」の回復と打倒安倍政権 そこに「打倒日の丸」が加はることで 大きなうねりが出来ないだらうか さう思ひ ここにコメント投稿致しました
     この投稿の契機は 郷原先生がどこかで ある方の「日本人が素晴らしいのは 警察や検察が素晴らしいのではなく その国民性である」といふご意見に 「なるほど」と感心されたところです フィヒテの傑作『ドイツ国民に告ぐ』によれば 国民性はその民族の国語そのものであります 
     どうして 十九世紀末 日本だけが植民地化されずに独立出来たのか その奇跡の近代化成功を 維新革命の方々の功労に あてる方が多いですが 私は「日本語」ではないか さう思ふことがしばしばありました 
     先程 ご紹介した『色葉絵ハガキ』は 日の本の言語 ビッグバン以前の 科学者たちが言ふ「サムシンググレート」を『日の本の世界』として想像し 創作したものです よつて 通常の文章の伝達よりは 遙かに伝達力力があると想像します
     そこで一つ 郷原先生並びに読者の方々に ご提案がござゐます それは 先生方の打倒安倍政権の運動の伝達手段として つまり 「ブログ」や「ツイッター」といふ外国産の言論の武器ではなく これからご紹介する国産の『色葉絵はがき』を 打倒安倍政権の有力な「言弾」として ご利用頂けないかといふことです 
     そこで 幾つか項目を作りました
     森友問題 検事定年問題 野党共闘 靖国問題 人質司法 保守とは何か 若者広場 日の丸問題 桜の会等々 若者向けに わかりやすく思ふままに 比較的短く書いていただけないでせうか
     裏コングレスの細野先生や犬塚先生 その他野党の先生 新聞記者の方々 中村喜四郎先生 打倒安倍政権に情熱を雪いでをられる方々 或いはそんな若者たち こんな方々が 「色葉絵はがき」に結集し 皆々様が 今の「をかしな安倍政権」を語る 初めは一人二人 しかし 段々と増え 千人五千人と投稿者が増えたら ひょっとしたら 自分たちで 安倍政権を倒せるかもしれない そんな「勇気」或いは「夢」が湧いて来ます 
     正直 私も強力な安倍政権を倒す事は無理だな さう 諦めてをりましたが 中村喜四郎先生は 一〇年といふ長い時間を掛けて倒す 本気で倒す その勢ひに野党勢力が結集したのを見て ひょっとしたら行けるかも さう思ふ様になりました また 裏コングレスのビデオや 長崎の郷原先生の講演を見ながら 「自分はどう参戦すれば良いのか」 その自分の参戦の仕方を考へました 結果 「色葉絵ハガキ国づくり」に 皆様を 御誘ひし 国産の「言論の武器」で 安倍政権を倒すことでありました
     長い戦ひになるかもしれません しかし 諦めることなく じっくりと ジワジワと 安倍政権を倒し 何時か この国に「日立の日の丸」が 掲げられるまで 闘って行きたいと思ひます 皆様のご投稿 心よりお待ちしてをります 一緒に 安倍政権を倒しませう
     頁は以下です

    http://jippon.work/irohadenet/joyful.cgi

     
     

  6. いはた より:

     「もう一つの争点」

     静岡補選で野党共闘が負けた 演説を聴いたがとても勝てないと思ったので 自分が応援演説に行ったつもりで その演説を書いてみました これから安倍政権を倒す最も有効な策の一つとして ご自由に ご利用下さい 

    一 皆さん 安倍政権を倒したいと思ひませんか 証拠さへ無ければ 我が身安全とばかりに 書類を破棄したり 改竄したり 今度は 自分に都合のいい検事を残して置きたいいがために 法解釈をねじ負けたり 桜を見る会では ホテル側に企業秘密と迫って 不都合なことを口封じしたり 自分の思ひのままに国を動かす「法に守られた」悪党集団 このままでは行けない 放っては置けない と誰もが思ひますが 皆 自分ではどうしようもない さう諦めてゐる あるんです 安倍政権を倒す最も有効な策があるんです よーく聞いて下さい

    二 それは この国に 天災が絶え間なく続き 悪党集団がのさばる原因を知らないからです 私は その原因を見つけて来ました 一〇数年かかりました 
     それは今から五〇〇年も前に書かれた土佐光信の『清水寺縁起』にありました その絵には蝦夷軍と 蝦夷軍を退治する大和朝廷がゐます 船には日の丸が目一杯描かれてゐます 日の丸を掲げてゐるのは 大和朝廷ではなく 何と 朝廷に征伐されてゐる蝦夷軍です  そして ゆっくり 蝦夷軍の容姿を見ます 驚きです 人間として描かれてゐません 餓鬼畜生として描かれてゐるのです
     私が この絵を初めて見たのは 今から一〇数年前 それまで 私は日の丸を祝日に掲げてをり 高校教員時代も 国旗掲揚で日教組の先生方と 闘ってゐましたから なほ驚きました 何かの間違ひではないか さうも思ひました 一〇数年掛けて 今 やうやく この謎解きが出来ました

    三 『古事記』といふ神話の本があるのは ご存じかと思ひます そこに「禍」をもたらす神さまが出て来ます 「禍津日神(まがつひのかみ)」と言ひます ここで着目していただきたいのは それが「日本」の「日」を書いた「日の神」といふところです
     次に「禍」を 「ワザワイ」と表音的仮名遣ではなく 昔の仮名遣で「ワザワヒ」と書きます 次に「眞字」で考へます さうです 流行りの「マジ」で考へますと 四角のワに 座するの「座」 そして輪っかの「輪」に 燃える「火」を足しますと 「ワザワヒ」は「ロ座輪火」となり 見事に 禍をもたらす「日の神」が登場します 今の日の丸ですね
     原爆を二発も落とされ
     東京は 円を描いて逃げ道をふさぎ そこを塗りつぶす様に爆弾が落とされ 大量に殺戮された その周囲の円と その円の中が燃え上がる その炎上の光景を 空から見て下さい まさしく アメリカが演じた「禍津日神」つまり 今の「日の丸」そのものです
     さらには 五七万にも及ぶシベリア抑留 満州の悲劇 時を経て 阪神大震災 東日本大震災 そして 川の氾濫 原子力発電所の爆発の危機 これらの度重なる「天災」と  『古事記』が語る「禍津日神」が関係あるのではないか 私はさう 思ひ始めました しかし なかなか確証がつかめませんでした そこで 少し角度を変へてみました

    四 心です 心を片假名で「ココロ」と解析し 「ココ」といふ片假名をくっつけます くっつける時に 「コ」を一つ一八〇度回転させますと 「ココ」は横長の長方形になります 次に「ロ」を継ぎ足します この時 ロ字を ロ字から生まれた片假名の「ワ」字にします ここで この片假名の「ワ」字を「眞字」にしますと 片假名の「ロ」は「輪」になります 
     もう一度ゆっくり まとめます 心を片假名で「ココロ」として これを和合すると 「長方形」と「輪」が出来ます その「輪」を「長方形」の中に 入れて下さい どうでせう 見事に「ココロ」は「日の丸」に変化します 
     つまり 「日本の心」とは「日の丸の国旗」であったといふことです したがって 「ココロ」の中心を 赤く塗りつぶすことは どういふ意味になるのか そこを私たちは 考へなければなりません 
     私は 今の日の丸では 人の心は「赤垢」と燃える さう考へました なるほど 左を見れば「赤」だらけ 右を向いても「垢」だらけ 安倍政権は 「赤(共産主義者)」を叩いてゐる内に 心の良心とか正義を忘れ 今度は 自らも「垢」く染まって行った そんな「垢々集団」となりました
     そこで 昔の日本人は 心の中心は燃える「ここ炉」ではなく 清水湧き出る「心の泉」と考へた つまり 「池」ですね 皆さん 日の丸を「心の泉」「心の池」とお考へ下さい そして その周囲を「四界」と考へてみて下さい 四界とは仏教用語で この世の意味です 
     さうしますと 「心の泉」は 常に湧き出て 真っ白な「四界(世の中)」を染めて行く そんな働きがあります かう考へますと 今の日の丸からは 「垢」にまみれた垢水が湧き出て 「四界」を日々「垢」く染めてゐることになります 
     ここで『清水寺縁起』の登場です 清水はどの様に湧いて来るか どんな音色で湧いてくるか わが国では「滾々」と湧いてくると言ひ 決して 清水が「赤垢」と湧いて来るとは言ひません ここで「滾々」を「紺魂」としますと 「紺日輪(こんにちわ)」と解読出来る もう一つの紺色の「日の丸」が出来ます 

    五 今 ココロの問題が沢山起きてゐます  天災も沢山起きてゐます 「ココロ」が汚れて正義を失ふのは 「心の泉」が 垢にまみれて泥だらけ その「垢々」とした水が四界に溢れ出てゐる だから 心の問題が多数発生する ココロの道理がわかれば ココロが 汚れるのは自然で 今の日の丸を尊崇する集団が 「垢」にまみれるのも自然です
     天災はどうでせう 天を見上げると「赤々」と燃える太陽があり 爽やかに輝く空があります 地球温暖化 コロナ 台風 氾濫 全てに 関連するのが「赤々」と燃える太陽 一方 空は「空海」といふ語がある様に 「空の海」 だから 古人は 火防神社を沢山作った 「ココロ」の「泉」が「赤々」 と燃えたら 大変なことになるからだ そのココロの「火事」いや「禍事」は誰が止めるのか 薬や武器でもない 「滾々」と湧き出る清水 すなはち「紺魂」と湧き出る清水 もう一つの日の丸です

    六 ですから 頭のいい皆さんは 既におわかりである様に 日々「赤々燃える禍事(かじ)」を消すには 「ココロの泉」を 「コンコン」と湧き出る清水にすればいいだけです ここは清水 清水です 清水に 清らかな心の泉を湧かせ この清水から国を変へて行く 「赤々と燃える禍事」を防ぐのは 「紺魂」と湧き出る「もう一つの日の丸」 かつて「日立の日高見」にあった日の丸だけです
     もう 昭和維新や大政翼賛会の様に「赤々」と燃えるのはコリゴリです また 安倍政権の様に 利権がらみで「垢々」と「垢」く染まるのもコリゴリ
     みなさん もう一つの日の丸 清廉潔白の「青天白日旗」で 日本を文字通り「ココロ」から 変へて行きませう 
     勝つには簡単 皆さんが ご自宅に 新しい守紙として 「もう一つの日の丸」を飾っていただくだけで結構です 政党が日本を変へるのではなく 皆さんがご自宅に飾る もう一つの日の丸が 国を変へて行くのです うぞ ご自由に 何枚も かつて「日立の日高見」にあった もう一つの日の丸を お持ち帰り下さい ここに何万とご用意致しました
     飾るとどうなるか そのココロの中心にある「心の泉」から 「滾々」と清水が湧き 四界(世の中)が 清らかになって行きます
     安倍政権は 維新革命の最も大きい負の遺産を引き継ぐ 戦後最悪の政権となりました その禍々しき「禍事」を防ぐのは かつて「日立の日高見」にあったもう一つの日の丸 このもう一つの日の丸を ご家庭に飾るしかありません この清廉潔白な心が この人類の危機を救ふ 私は さう考へてゐます 
     ご清聴ありがたうござゐました

     

  7. Perfume do mundo より:

    郷原先生
      世田谷区長の方が都知事には頼らず独自のコロナ対策を実施されるそうですが、世田谷区から遠く離れた地域に住む私にまで、打ち出されている政策は希望の星かもしれないと伝わってきました。ぜひ、世田谷区長の方には希望となるような政策を実施し、国民の絶望感を打破して頂きたい
    です。ぜひ、権力を斬るシリーズに呼んで頂きたいです。

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